<<ビジネスマナーワンポイントレッスン!No.13(手紙のマナー 編)>> 最近はメールが主流になり「手紙を書くのはなんだか難しいな」と苦手意識を持っている方も多いようです。 しかし、基本さえきちんとおさえれば、手紙は簡単です。 手紙を書くことが苦手な方も今年は基本を理解し、大切な方に心のこもった手紙をお送りになりませんか? ・手紙を出すタイミング お礼やお悔やみの手紙はすぐに出します。手紙の返事は3日以内に書きましょう。 万が一遅れてしまった場合は「お返事が遅くなり、誠に申し訳ありません」の一言を添えると丁寧です。 ・はがきと封筒&便箋の選び方 手紙の内容や相手に合わせて選び方を配慮します。 はがきは内容が他の人の目に触れることがあるため、依頼の手紙や承諾、断りの手紙などは封書にします。 目上の人やお世話になった方には、白の二重封筒を使います。 ただし、弔事やお見舞いの手紙には「不幸が重なる」というイメージを連想させるため一重封筒にします。 ・便箋の使い方 目上の人やお世話になった方には手書きで縦書きにします。 ・書き出しの位置 縦書き便箋の場合、文章の最後の最も低い位置に自分の名前を書き、 次の行の最も高い位置に相手の名前を書きます。 「私」など自分に関する言葉は行頭にこないように、また相手を指す名詞が 文末にこないようにします。また人名・数字・社名は2行にまたがないようにします。 ・その他 鉛筆やボールペンは略式のため、黒かブルーブラックのペンか筆を使います。 お祝いや改まった手紙、お悔やみ文、また年配の方には「追伸」を使いません。 言葉にすると難しい気がするかもしれません。しかし基本は、相手に対する思いやりの気持ちを文章にするということです。 相手の顔を思い浮かべながら、相手の安否を気遣う言葉を入れてみてください。 きっとよい人間関係を築くことができるでしょう。 |