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道元禅師は、「春は花夏ほととぎす秋は月冬雪さえてすずしかりけり」という歌を詠んで、
「自然と一体になることで、本来の自分に出会うことができる」と説かれました。
緑豊かな山稜、清らかな水、作物を実らす田畑、道ばたに咲く草花―。
四季折々に変化するそれらの風景をながめ、竹林を通る風の音の耳を澄ませていると、
もうそれだけで真っ白な「
素
(
もと
)
の心」(
素心
(
そしん
)
)を取り戻すことができそうです。